ラジアルボール盤に主軸頭の位置決め精度不良とモノレバースイッチゴムの劣化破損という不調が発生していたため、主軸・コラムのクランプブレーキロックの調整・ モノレバースイッチゴムの交換を行った事例です。

不調の原因の究明をしたところ、主軸頭とアームの隙間の拡大ガタ、コラムクランプ機構 でのブレーキブロックの隙間のバラつきが発生していました。

不調を解消するために、バックローラーと横移動ローラーの調整と
アームのカミソリ部分の鋳物での削り出しを行いました。当初、主軸頭の調整を行えば、不調を解決することが出来ると考えていましたが、コラムクランプ機構のブレーキブロックにも隙間のバラつきが発生していたので、調整を行いました。